家を建てる、家を買うために必要なお金について検索したり調べている人も多いのではないでしょうか。
・家を建てる為には頭金が必要?
・全額ローン組んだほうがいいの?
・そのほかの費用ってなにがあるの?
住宅メーカーで建てるとそのあたりのことは説明もしてくれますので知識なくても建てられると思います。
しかし、事前に知識があれば計画~家を建てた(購入)した後も含めたシミレーションが出来不安なくすすめられるのではないでしょうか。
そのような方に少しでも有意義な内容になればいいなと思っております。
私も25歳でマンション購入しましたがなにも知りませんでした。
頭金もなく、マンション会社のいいなりで進んであっさりと購入しました。
そのあとの地獄は前回も記載しておりますがまったく知識がない状態で建てる(購入)は正直リスクです。
そのような経験上実体験含めてお伝えしていきます。
家を建てようと考えたら
第一に検討するところは物件価格
- 土地を買って家を建てる
- 建売住宅を買う
- マンションを買う
- 両親の所有している土地に家を建てる
- 中古住宅を買う
に分類されると思います。
・土地を買って家を建てる
この場合ですと、土地と建物の建築費が関係してきます。
宅建業を営む不動産屋さんを通して土地を購入する場合仲介手数料が発生します。
物件価格×3%+6万円
上記+建築費が形状されます。
・建売住宅を建てる
こちらについては土地込みの値段になります。
この場合ですとメーカーがチラシ等に表示している金額にて購入となります。
私の地域でも建売2000万~3000万くらいが主流です。
・マンションを買う
こちらについても建売と同じで販売価格になります。
・中古戸建、マンションを購入
中古戸建、マンションについては不動産サイトに出ているものを検討に入れることが多いかと思います。
その場合上記仲介手数料+物件費となります。こちらにもしリフォームやリノベーションを検討されている場合はさらに工事費がかかってきます。
例 1000万の物件費用に仲介手数料36万円+諸費用(後ほど説明します)
リフォーム、リノベーション費
リフォーム→水回り交換+クロス張替で約400万~500万
リノベーション→900万~2000万
程度の金額が発生します。
諸費用
・不動産取得に係るお金
・頭金
物件購入の一部資金として最初に支払うまとまったお金です。一般的には物件価格の2割が目安です。近年では頭金ゼロで住宅ローンを組むことが出来ます。将来の計画と照らし合わせて考えてもいいかもしれません。
・印紙税
家を買うとき不動産売買契約や建築工事請負契約書を交わします。契約書を交わすときに印紙税がかかってきます。例えば2000万の家の購入の場合 1000万を超え5000万以下の場合は1万円の印紙が必要です。(印紙税の軽減措置適用金額)途中工事費の追加が発生して変更契約を結ぶ場合は同様の印紙税がかかってきます。
・登記費用
不動産を購入した場合は管轄の法務局で登記が必要です。その場合登録免許税と司法書士に払う司法書士報酬が発生します。
・不動産取得税
不動産取得税は土地や建物を購入したときにかかる税金です。
・固定資産税清算金
年の途中で購入した場合1月1日から売却するまでは売主が払いますが、購入から12月31日までの残りの固定資産税は購入者が日割りで売主に支払うのが慣例となってます。
ローン契約に関わるお金
・印紙税
住宅ローンを利用する場合は住宅ローン契約書に印紙税が必要です。
1000万超5000万以下の場合 2万円
・融資手数料
住宅ローンの受付や返済などの事務費用として融資手数料がかかります。
・団体信用生命保険料
住宅ローンを契約するにあたり団体信用生命保険への加入が条件となっている金融機関が多いです。
団体信用生命保険は契約者が死亡したり高度障害になった場合は残高を保険金で相殺する保険です。
・火災保険料
住宅ローンを契約する際は多くの場合で火災保険への加入が必要となります。
そのほかの費用
・水道負担金
上下水道を自分の土地に引き込む費用 1戸建購入の場合必要な費用です。
中古物件の場合はすでに水道管が引き込まれているので不要です。
場所により汲み取りのままの中古物件があります。その際は浄化槽の設置費用や下水道への接続費用が必要となります。
・修繕積立金
マンションを新築or中古で購入した場合は毎月修繕積立金と管理会社が管理している場合は管理費、マンションによっては駐車場代が必要になってきます。
・引っ越し費用
購入前に住んでいた家から新居に引っ越す費用です。
・賃貸の2重払い
家を購入してリフォームやリノベーションを計画している場合物件費と建築費のローン実行が別々になる金融機関の場合工事が発生するまで物件費のローンと現状住んでいるアパート等の家賃の2重払いがおきる可能性があります。こちらについては金融機関によりつなぎ融資ということもできますのでよく確認ください。
家を購入後必要な費用
・固定資産税・都市計画税
毎年1月1日時点で不動産を所有していると固定資産税が課税されます。又、市街化地域にあたる場合は都市計画税が課税されるため事前に調べておきましょう。
・修繕リフォーム費用
家を購入して数年たつと色々な場所が劣化してきます。
せっかく建てた(購入した)家を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要です。
・屋根・外壁 10年~15年
・外壁目地 10年
特に外壁廻りは雨漏りの原因になりますので長期的なスパンでメンテナンス費用をためておく必要があります。
・家具購入費用
新しい家を購入したら新しい家具を置きたいですよね。
しかし机、いす、ソファー、ベッド、家電等考えると結構な金額になります。
金融機関によってはローンにも含めることが出来ますのでこちらも金融機関へ問い合わせてみてください。
ローンについて
購入費用でローンを組む場合事前に金融機関にて事前審査を受ける必要があります。
こちらについては年収との兼ね合いと所属している会社の規模により審査の通りやすさが違います。
又、信用情報も関係してきますので滞納やそのほかのローン状況も審査に関わってきます。
一般的には年収の5倍~7倍と言われてますが実際諸費用や生活を考えた場合手取り給与から計画が必要です。
新築やリフォームの場合ローンの部分から教えてくれる会社もいます。
又、銀行も数社いますので何社かに聞いてみるのもいいかもしれません。
事前審査が通ったら予算が決まってきますのでそこから建築費用と照らし合わせていくようになります。
まとめ
家の購入を考えたとき色々な費用が関わってきます。
理想と現実で揺らぐこともでてくるのではないでしょうか。
そのあたり予算と総費用とのバランスをしっかりみてくれるメーカー、工務店を探してみてはいかがでしょうか。
購入したあと、あれもこれもとドツボにはまらないようこれを読んでくれたあなたのためになれば幸いです。
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