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リフォームとリノベーションの違い

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家主
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こんにちは家主です

今日はリフォームとリノベーションの違いについてお伝えします。

まず、私は東京のリノベーションしている会社のフランチャイズで内装デザインの仕事をしています。

正直この会社と出会うまでリノベーションって知らなかったんですよね。

今回題目のリフォームとリノベーションの違いなんてまったく知りませんでした。

最初、この会社のwebサイトを見たときおしゃれだなと。

ほんとにそんな感じでリノベーションっておしゃれにすることなのかなと思ってました。

しかし仕事を続けていく中本質は違うということに気づき今にいたります。

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家に長く住み続けるため

上記で書きましたが私はこの業界に携わり20年おりますが、私が上記のような感じなので一般のお客さんも同じ感覚ではないでしょうか。

家を購入するときにその先まで考えて購入する人は少ないと思います。

しかし、建物のメンテナンスとライフスタイル、家族構成の変化により使わないお部屋が出来たりすると思います。

そこで、候補に挙がるのがリフォームではないでしょうか。

一般的にリフォームは表面をきれいにします。外壁の塗装や屋根等

長く住むことには必要な事ですよね。

しかしリフォームではライフスタイルや家族構成の変化には対応できないことが多いです。

結局使っているお部屋やメンテナンスで外壁をきれいにすることに対応します。

それではリフォームとリノベーションの違いとはなんでしょうか

リフォームとリノベーションの違い

・リフォーム

上記でも記載しましたが表面の塗装や壁紙をきれいにすること

水回り=キッチンやお風呂を同じ場所で交換すること

・リノベーション

間取りを変え家族構成やライフスタイルの変化に対応すること

水回りについては配管から刷新しすべて新しくします。

リフォームとリノベーションではかける金額も変わってきます。

リフォームでは壁紙の張替と水回りの交換で500万~600万程度

外壁塗装と屋根のやり替えで150万~200万程度かかってきます。

リノベーションの場合

間取りの変更と水回り、電気の配線配管からすべて取り替えます。

そのため1000万~1500万以上外壁や屋根もやり替えたら2000万かかるおうちもあると

思います。

リフォームの場合はメンテナンス性を求めているのに対してリノベーションは間取りの変更などにより価値を上げていこうという考え方になります。

価値を上げるとは

日本の建物は建った瞬間から価値が下落していくイメージです。

建ってお部屋に入った瞬間から20%価値が下落して築20年まで下降が続きます。

築20年過ぎると下落幅が少なくなります。

又、木造戸建ての場合は20年後には建物の価値はほぼなく土地の価値だけになるのが日本の現状です。

せっかく購入した家の価値の下落幅がこんなに大きいのはショックですよね。

しかし、築20年過ぎて下落幅がひと段落した建物を購入して内装や間取りを変えることにより新たな

価値を生み出せると考えたのがリノベーションです。

私のお客様で築40年に近いマンションを購入してリノベーションした方がいます。

当初は夫婦お二人で住んでたのですがお子様を出産されて(双子)その1年後にもう一人出産された

ことにより当初考えていたライフスタイルがかなり変わってきてしまいました。

お部屋の数も合わなくなってきたので入居2年目で売却を考えれれてました。

マンション購入費が700万 

工事費 1700万

合わせて2400万かかったお部屋が実は今年2300万で売却することが出来ました。

100万マイナスではと思われるかもしれませんが、先ほど新築マンションは入居時点で20%価値が下落することをお伝えしましたがこのお客さんの場合100万マイナスで4%のマイナスで売却ができております。

しかも自分たちの理想の間取りとお部屋のイメージで住むことが出来てます。

このような事例もあり中古を購入してリノベーションをお勧めしてます。

又、持ち家の場合や親からゆずり受けた家をリノベーションされる場合でも間取りや水回りの配管から

すべて更新することにより理想の暮らしを手に入れれると思います。

愛着もわきますしね。

しかしすべてのお客様がフルリノベーションできるわけではないのでリフォームとリノベーションのいいとこ取りで考える方法もあると思います。

資産価値だけでなく自分たちの暮らしを有意義にするためにもリノベーションという選択をされてもいいかもしれませんね。

リノベーションへの付加価値として

間取りを変えておしゃれな内装にして自分たちが思い描いていた暮らしができることいいですよね。

しかし、住むだけでは満足できないのではないでしょうか。

温暖化の影響か夏はめちゃくちゃ暑くて冬はめちゃくちゃ寒いですよね。

又、地震が頻発してますので怖いですよね。

世の中スマートホーム化なんて言葉が出来てますよね。

電化製品と共にスマホが必須の世の中充電する事が多くないですか?

私の子もそうですが花粉症の人が多いですよね。

このようにただ住めるだけではダメなんですよ。

そこで、リノベーションの場合骨組みを残して外壁からやり替えたりもしますので上記のようなことに対して対策が出来ます。

①暑さ・寒さ対策

 前々回でもお話した断熱を強化できます。

 材料については前回記載した木製断熱もありますがご予算に応じて色々な建材があります。

 又、断熱を考える上で必要なものが窓の断熱 

 ガラスから冷気や熱気がはいってくるのを止めないとせっかく断熱をしたのに無駄になります。

 内窓や窓自体の交換など対応策は色々あります。

②地震対策

骨組みをせっかくあらわすので壁に制震ダンパーや耐震補強をすることが容易になります。

多少古いお家でも補強することにより地震に強い家にすることは可能です。

③スマートホーム

こちらについては事前に電気の配線やWi-Fi設定をすることにより家電をスマートホーム化することが出来ます。

④コンセントの位置

新築を購入した人からここにコンセント欲しかったんだよねとかよく聞きます。

リノベーションの場合間取りから変えていきますのである程度お客様と打ち合わせする中で生活導線を確認することによりコンセントの位置を決めていくことが出来ます。

スマホの充電ではUSB、ゲームはハードディスクとテレビの接続はHDMI インターネット用で速度を気にされる方はLANコンセント等ありますので生活内容をお伝えしていただければそのようなコンセントをご用意できます。

結構打合せをしっかりしていても工事後にここにもあったほうがよかったなんて話はよく聞きます。難しいですよね。

⑤室内環境

この季節花粉症がつらい、ペット飼ってると匂いが気になるなど空気環境を気にされる方も多いです。

ちなみに私も花粉症でこの時期は大変ですが

又、エアコンも一部屋1台だとかなり高額になるパターンもあったり脱衣室ではヒートショックの懸念もあったり温度調節が難しいですよね。

戸建のリノベーションでは全館空調システムというのがありまして一つの機械で全部屋の温度を均一に保ち又、空気清浄や換気までしてくれるシステムがあります。

又、マンションではマルチエアコンといいまして一つの室外機で3部屋まで対応してくれるもの

匂い等に対応する換気扇などもあります。

リノベーションで間取りを刷新したときに上記のような対策をとれば新築にも劣らない自分だけの家を作ることが出来ます。

まとめ

今回はリフォームとリノベーションの違いを記載しました。

決してリフォームがダメと言ってるのではありません。

ご予算の関係もあると思います。

又、間取りの変更がなくてメンテナンスをして長く住むことは大変すばらしいことです。

リノベーションでは価値の刷新といいまして建物の価値を上げていこうという考えで取り組んでます。

現状世の中環境破壊も起こっており特に建物を解体した場合中々仕分けもできずそのまま処分になっている現状があります。

しかし骨組みを残したり使えるとこは残すことにより廃材を少なくする効果もありますので環境のことを考えるといい取り組みだと思っております。

日本はもって50年で建物を解体して新しい建物を建てることが一般的になってますが、諸外国は100年前の建物もたくさんあります。

限られた資源を有効に使うためにもリフォーム、リノベーションをすることが必要ではないでしょうか。

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