家主です。
家作りの過程で2階建にするか平家にするか戸建ての場合迷いますよね
僕の家は平家を選択しました。
前回もお伝えしましたことも含まれますが平家のメリットを
お伝えしたいと思います。
平家と2階建の違い
まず平家と2階建の違いについてです。
工事費の場合坪単価で考えた場合平家の方が高くなる傾向があります。
坪単価とは
まず坪単価についてです。
一般的に1坪=3.3㎡という数量になります。
1㎡=100cm✖️100cmです。
数値だけ並べてもよくわかりませんよね。
畳の数で言うと約2畳と考えてもらえればと思います。
よくチラシに坪〜万円からと記載がありますよね
この坪自体が上記3.3㎡になります。
例として、100㎡の家を建てるとした場合100➗3.3=約30坪になります。
この30坪に坪単価を入れると総額(建築費)が出てきます。
しかし広告の記載はあまり高く見せると高いイメージがついてもいけないのでそれぞれの会社の見方により金額が変わってきているのが現状です。
ちなみに我が家は23坪で2,000万でした。
2,000万➗23=坪単価約86万円になります。
こちらの金額は簡単な外構工事とテラス屋根、ウッドデッキを含んだ総工事費となりますのでリアリティーはあるかと思います。
坪単価の記載が長くなりましたが結局平家の場合基礎と屋根の大きさが2階建より大きくなるのでその分2階建より坪単価が高くなる傾向になります。
建物の基礎とは
基礎とは、構造物からの力を地盤に伝え、構造物を安全に支える機能をもつ構造である。下部構造とも呼ばれ、それに対して建築物本体や主桁を上部構造と呼ぶ。
平家の場合足場の数量が少なくて済む
建物を建てる際まず足場を組みます。
職人さんが高所で作業できるようにする仮設物です。
仮設足場とは
仮設足場は、マンション、ビル、一般住宅などを建てるために一時的に建てられる足場という意味となりこのように呼ばれております。
平家の場合屋根の一番高い所で6m程度、2階建の場合8〜10m程度になります。
この数値を見ても分かるとおり2階建の方が高所になりますのでその分仮設足場を多く組み立てる必要があります。その分仮設足場工事の値段が高くなります。
補足ですが将来メンテナンスとして考えた場合平家の方が脚立、梯子程度でメンテナンスをする事ができます。2階建の場合は足場を組まないとメンテナンスができないので工事内容によっては平家の方が工事費の面でメリットがあると考えます。
その他のメリットとして
平家の場合、屋根と基礎の金額が2階建より高くなると言いましたが逆に雨を受けて排水する樋の数量が少なくなります。又形によりますが外壁の数量も少なくなり外装の塗装などが2階建より安くなることもあります。
1フロアーで完結するメリット
これは個人的な考えと思われるかもしれませんが
最初書いてましたが僕はマンション、アパートと住んできましたが階段がない生活に慣れてしまい2階に上がるという生活は考えられなくなってました。
一つのフロアーで完結すること。
洗濯もすぐ庭に干すことが出来る。
廊下を最小限にすることで寒暖差が起きるスペースを限りなく少なくできる。
家族の雰囲気を常に感じられる。
光熱費を結果抑えることができた。
デッドスペースを無くせた。
等個人的な主観が多いかと思いますが平家にできたことで無駄を限りなく無くす事が出来たかなと思います。
しかしこれからの家族構成が変わったり、ライフスタイルの変化に対応できるかはこれから考えていくこともあるかと思いますが今現在の状況では想定通りのいい結果となりました。
今回伝えたかったこと
平家のメリットをお伝えしましたがまず僕が考えたのは35年以上住む家、見栄えも大事ですが将来のライフスタイルの計画と家のメンテナンスを家の計画に入れることが大事です。
メンテナンスのことばかり考えているとやりたい家にならないのではと思うかもしれません。
しかしそこを考えず見栄えの良い家ばかりを追求すると将来メンテナンス費が高くなったりそもそもメンテナンスが出来ない家になる可能性があります。
ライフスタイルの計画として家族構成が一番だとは思いますがせっかく広く作った居室子供が巣立つまでの10年〜20年の間は活用できるけどその後は空き部屋で物置になっているなどよく聞きます。
これもその当時の家族構成で間取りだけ考えていたのではと感じます。
必要な物は必要、だけど将来はどうするのかまで考えることにより無駄なスペースにお金を払うことなく有意義に家を使えるのではないでしょうか。
本日はここまで。
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