中古住宅の買い方について
メリットデメリットと気をつけること等書いていきます。
なぜ中古住宅？
結婚して子供が出来てそろそろ賃貸アパートでは手狭になってきたから家を考えようとなった時に今までは新築のマンション、注文戸建て住宅を考えることが一般的でした。
しかし、物価高騰、人件費高騰、賃金が上がらない等の要因で注文住宅や都市部での新築マンションは一般的な会社員で購入するには高いイメージがあります。
例えば都市部ではマンションが1LDK、2LDKで5000万程度それより広く立地がいいものは億を超えるマンションもあります。また、都市部では土地が無く戸建てを建てることは難しいので郊外で購入を考えても土地付きで3000万〜8000万程度かかります。
中古市場の相場感
中古マンション:
- 中古マンションの価格は、立地や築年数、専有面積などによって大きく異なりますが、都市部で1LDKや2LDKの中古マンションの価格は3000万円から数千万円程度が一般的です。
- 立地や築年数によっては、都心部でも1000万円台からの中古マンションも存在しますが、より需要が高いエリアや設備の充実した物件はそれ以上の価格帯になることがあります。
中古建売住宅:
- 郊外の中古建売住宅の価格帯は、約1500万円から4000万円程度が一般的です。
- 立地や築年数、物件の状態によって価格が大きく異なりますが、比較的安価な物件も多く存在します。
以上のように中古住宅の場合相場が新築の半分くらいの値段になってます。
又日本の場合中古住宅に対する評価が低いので新築の住宅を買って玄関の鍵を開けた時点で評価額が２０％程度マイナスとなります。
中古住宅のメリット
- 価格の魅力: 最近の不動産市場では、中古住宅の価格が比較的安定しており、新築住宅よりも手頃な価格で購入することができます。また、住宅ローンの金利が低い時期に中古住宅を購入することで、住宅購入費用を抑えることができます。
- 需要の増加: 最近の住宅市場では、中古住宅への需要が増加しています。これは、需要が高まる要因の一つとして、都心部や交通の便の良い地域に中古住宅が多く存在することが挙げられます。
- リノベーションの可能性: 中古住宅はリノベーションのポテンシャルが高い場合があります。新築住宅と比較して、リノベーションによって自分好みの住宅にカスタマイズしやすいという利点があります。また、リノベーションによって住宅の価値が向上し、将来的な資産価値の増加が期待されることも魅力です。
- 環境への配慮: 最近では、中古住宅の再利用やリサイクルが環境に配慮した住宅選びの一因となっています。新築住宅を建てる際には、建設に伴う環境負荷が考えられますが、中古住宅を購入することで、再利用という形で環境負荷を軽減することができます。
- 豊富な選択肢: 中古住宅市場では、様々なタイプや価格帯の物件が揃っており、自分に合った条件の住宅を見つけやすいという利点があります。また、住宅ローンの審査条件が緩和される傾向にあるため、中古住宅を購入しやすくなっています。
中古住宅を資産として考える
- 安定的な収益の見込み: 中古住宅を賃貸物件として所有することで、安定的な家賃収入が見込めます。都市部や交通の便が良いエリアでは需要が高く、空室率が低い傾向があります。
- 資産価値の増加: 中古住宅の価値は、周辺環境の整備や需要の増加などの要因によって上昇する可能性があります。長期的に見れば、資産価値が増加することが期待できます。
- 税制上の優遇措置: 不動産投資には税制上の優遇措置があります。例えば、家賃収入に対する税制優遇や、修繕費や管理費などの経費を差し引いた税額計算などがあります。
- ローンの活用: 中古住宅を購入する際には、低金利の住宅ローンを活用することができます。借入金利が低い場合、資産収益率が向上し、収益性が高まる可能性があります。
- 資産の分散化: 中古住宅を不動産投資の一環として所有することで、資産の分散化が図れます。複数の不動産を所有することでリスクを分散し、安定した収益を確保することができます。
住宅ローンについて
最近では中古住宅を購入してリノベーションをすることに銀行も対応した住宅ローン商品を揃えています。住宅ローンも35年〜50年まで組むことが出来ます。
都市部では住宅ローンを組んでリノベーションを行い資産価値を上げて将来売却するという考えを持っている方も増えてます。
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銀行の商品を比較することが出来ます。
中古住宅を購入して自分らしく
先ほどのメリットの中に中古住宅を購入してリノベーションすることと書きました。
リノベーションでできることは何かを書いていきます。
- 間取りの変更: リビングやキッチン、寝室などの間取りを変更し、より使いやすいレイアウトにすることができます。例えば、オープンキッチンにする、洗面所やトイレの位置を変えるなどの工事が可能です。
- 設備の更新: 古くなった設備や機器を新しいものに交換することで、快適な生活を実現できます。キッチンや浴室のリフォーム、給湯器やエアコンの交換、給排水管の更新などが挙げられます。
- 内装のリフォーム: 壁紙や床材、天井などの内装を新しくすることで、お部屋の雰囲気を一新することができます。また、照明器具やスイッチ、コンセントなどの付属品も新しいものに変えることで、おしゃれな空間を演出できます。
- 断熱・防音工事: 断熱性や防音性を向上させる工事を行うことで、快適な居住環境を実現できます。断熱材の追加や窓の交換、壁や床の補強などが有効です。
- 外装の改修: 外壁や屋根、外部の塗装や防水工事など、外装の改修を行うことで、建物の耐久性や美観を保つことができます。また、エクステリアの工事や庭のデザインも考えることで、住まいの外観を一層魅力的にすることができます。
中古住宅をリノベーションしてお部屋作りをする際のアイデアやポイント
せっかく中古住宅を購入したら素敵なお部屋作りしたいですよね
お部屋作りのアイデアポイントです。
- 理想のお部屋のイメージを明確にする: リノベーションを始める前に、理想のお部屋のイメージを明確にしましょう。自分の好みやライフスタイルに合ったデザインや機能を考え、それを実現するための具体的なアイデアを検討します。
- 間取りの改良: 中古住宅の間取りは、リノベーションによって自由に改良することができます。リビングとキッチンを一体化させたり、収納スペースを増やしたりすることで、より使いやすいお部屋を作ることができます。
- インテリアデザインの工夫: インテリアデザインに工夫を凝らすことで、お部屋の雰囲気や印象を変えることができます。壁紙や床材、照明などを選ぶ際には、お部屋のコンセプトやテーマに沿ったものを選ぶようにしましょう。
- 収納スペースの有効活用: 中古住宅のリノベーションでは、収納スペースの有効活用も重要です。壁面収納や押し入れ、ロフトなどを活用して、スッキリと片付けられるお部屋を作りましょう。
- 快適な生活空間の作り方: リノベーションでは、快適な生活空間を作るための工夫が重要です。断熱性や通風性の向上、防音対策、エコフレンドリーな設備の導入など、快適な生活をサポートする要素を取り入れることが大切です。
こちらの記事も参考にしてください
リノベーションを考えたらまずはリノベーションについて相談してみよう
中古住宅の購入から住宅ローン、内装プラン提案までとにかく全て聞いてみよう！
家作りについても記事がありますので参考になりますよ
まとめ
改めて中古住宅を購入するという選択肢も増えてきました。
新築と中古という区分けだけではなくいかに良い人生を過ごすか、その場所に魅力を感じるか等建物の要因ではないところも重要です。
中古住宅を購入する際には、慎重な検討と準備が必要ですが、リーズナブルな価格や自由度の高いリノベーションなど、魅力的なメリットも多くあります。自分の希望やニーズに合った中古住宅を見つけるために、じっくりと情報収集を行い、検討してみてください。
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